【あすか製薬ホールディングス株式会社様】最適な切り分けでトラブル原因を即座に判別・解決
あすか製薬ホールディングス株式会社様の導入事例を公開いたしました。
最適な切り分けでトラブル原因を即座に判別・解決
~ 明確なデータにより社内システム改善をスムーズに実現 ~
導入内容
開始:2022 年 3 月 ~ System Answer G3、運用支援サービス
規模・対象:300 台 20,000 項目
本社、湘南研究所、いわき工場、全国に 20 拠点ある営業所、グループ会社の L2 スイッチと無線 LAN アクセスポイント
■トラブルの原因切り分け
G3 を導入してまずはじめに取り掛かったのは、これまで頻発していた、いわき工場の通信不安定の原因調査だった。長らくネットワークが原因だと考えられていたが、G3 でトラフィックデータを確認してみたところ大量のトラフィックが流れているわけでもなく、不具合は見受けられなかった。
そこでトラブルが発生している機器自体を確認したところ、セキュリティソフトの異常検出・検知の動作が PC のCPUを圧迫していたことが判明した。G3 のデータによりネットワーク側には問題がないことを明確に示すことができたため、スムーズに PC の交換対応に移ることができた。
■ブックマーク機能による整理
ブックマーク機能でトラフィックや CPU などの主要なグラフを分類して管理している。拠点・建屋ごとにグループ分けしているため、問い合わせしてきた人の建屋がどこなのかを聞いておけば、その建屋のグラフを確認して異常の有無や問題の発生したタイミングが一目でわかる。原因特定・対応判断までにかかる時間を圧倒的に短縮できた。
導入背景
元はネットワーク監視ツールを使用しておらず、ユーザーからネットワークに関する問い合わせがあった際はシステムのログを確認したり、WAN 回線を提供するベンダーから随時トラフィックデータを提供してもらうことで原因調査をおこなっていた。無線 LAN アクセスポイントについては付属の管理ツールにログデータが収集されていたが、データの保存期間が 1 か月しかなく、ログ一覧からの絞り込みも 1 ホストずつしか指定できないため、同じ部屋に設置された複数台のアクセスポイントのデータを見比べることができなかった。このような状態を打開すべく、システムの性能情報を取得できる監視ツールを導入することとなった。
あすか製薬ホールディングスは、「先端の創薬を通じて人々の健康と明日の社会に貢献する」との経営理念のもと、「予防、検査・診断、治療、予後」のヘルスケア市場全体に関連事業を展開するトータルヘルスケアカンパニー。あすか製薬株式会社、あすかアニマルヘルス株式会社、株式会社あすか製薬メディカルの 3 社を関連会社に持つ。