連載コラム 第92回:IT 障害に繋がる異常な状態を早期発見!~ 変動検知機能 ~

IBC が開発・販売するシステム情報管理ソフトウェア「System Answer G3」は、2021 年 9 月より順次、システムの未来を予測する新機能:将来予測オプション「キャパシティ予知」、「昨対比較」、「変動検知」をリリースしています。そこで、この将来予測オプションについて全 3 回にわたって詳しくご紹介していきます。最後となる本コラムでは、つい先日リリースいたしました「変動検知」についてご紹介します。

新年明けましておめでとうございます。みなさんは年末年始をいかがお過ごしでしたか。今年は久しぶりに故郷に帰省された方も多かったのではないかと思います。私も地元の繁華街が思っていた以上に賑わっており、少しずつ従来の日常を取り戻しつつあるのかなと改めて実感いたしました。しかし新たな変異株の感染者数が増加傾向にあるようで、引き続き、注意が必要ですね。

さて、今年は寅年です。寅年の相場格言は、「千里を走る」と言われ、過去の寅年は政治的なビックイベントや我々の生活様式に影響を与えるような変化が多く発生してきた年のようです。確かに今年は北京オリンピックや、サッカーW 杯、参議院選挙など、我々の暮らしに影響を与えそうなイベントが目白押しです。このようなイベント期間にいつもと異なる負荷状況になるシステムを運用する情報システム部門のご担当者様は、イベント期間に向けた準備に余念がないかと思います。そうでなくてもシステムがいつもどおり稼働しているか否かということは、情報システム部門の皆様にとっては常日頃から頭を悩ませる問題だと思います。

このような問題に、先日リリースいたしました System Answer G3 の新機能「変動検知」がとても役に立ちます。変動検知機能は、既存のベースライン機能を進化させた機能です。