【神奈川県教育委員会様事例】能動的な予防保守で県下 169 校のインフラを守る!

神奈川県教育委員会様の導入事例を公開いたしました。

能動的な予防保守で県下 169 校のインフラを守る!
~ 属人化排除:5 年先・10 年先の担当者まで高い運用水準を引き継ぐために ~

導入内容

開始:2020 年 8 月
用途:ネットワークセンター、クラウドシステム、県立学校 169 校の L3 スイッチ
規模・対象:20,000 項目

導入背景

元々 JP1 を導入していたが監視範囲はサーバーのみであり、ネットワーク側に問題が発生した場合は各スイッチの管理画面に 1 台ずつログインして確認をおこなっていた。補助的に MRTG(トラフィックモニターが中心の OSS)も使用していたが、障害検知や原因の分析、対策運用に十分活かしきれていないという課題があった。そのため、サーバー運用に使用していた既存の JP1 の拡大や、フリーツールである ZABBIX を作りこんで乗り換えることなどを検討したが、教育委員会は定期的に人員の入れ替わりがあるため、今後新しく配属される担当者にはシステム運用の経験がない可能性があり、フリーツールを作りこむ形では運用やメンテナンスの難易度が上がってしまい、使いこなせなくなってしまう懸念があった。
たとえ担当異動があっても、これまでの運用水準を 5 年先・10 年先まで維持し、さらに高めていくために、システム更改に合わせて新たな監視ツールを探すこととなった。

神奈川県教育委員会様について

神奈川県教育委員会は、神奈川県内における学校の設置、教員の人事や研修、校舎の整備、使用する教科書の選定、図書館や博物館の設置、文化財の保存などをおこなう。県立の高等学校(通信制含む)138 校、中等教育学校(中高一貫校)2 校、特別支援学校 29 校を管理する(2021 年 4 月 1 日現在)。