第69回:システム運用自動化に取り組んでみませんか? ~ System Answer G3 と Kompira 連携 ~


皆様、ネットワークやサーバー機器に対する日々の障害対応は、どのように実施されておりますでしょうか。

今回のコラムは、System Answer G3 と運用自動化プラットフォームである Kompira との連携をおこない、問題の事前検知と障害発生時の運用自動化というテーマでお伝えしていきます。

早速ですが、皆様、人は足りていますか? 総務省が公開している情報通信白書を見ると、日本の生産年齢人口は 1995 年をピークに減少の一途をたどっており、情報通信産業の雇用者数も、急増することはないと読み取ることができます。

このような情勢の中で、皆様はどのような運用管理の体制を敷いておりますでしょうか。企業様によりさまざまな工夫をされていると思いますが、限られた人員で品質を担保したまま運用を続けていくには限界があります。そこで、活用したいのが運用の自動化ですが、まずは順を追って、インシデントから考えていきたいと思います。

インシデントが発生した際は、「問題(未知の解決すべき対象)」と「既知のエラー(原因・対策が判明している対象)」に分けられます。