新年のご挨拶

謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
本年も倍旧のご愛顧の程お願い申し上げます。

昨年は、WBC日本優勝から始まり、メジャーリーガー大谷翔平選手が日本人初のホームラン王に輝くなど日本が世界に通用することを証明できる良い年になったと思います。
また、バスケットやバレーボールが2024年フランスで開催されるパリオリンピック出場を決めるなど日本のスポーツ界が盛り上がった年でもありました。

IBC グループでは、「IT 障害をゼロにする」というコーポレートミッションを遂行するため、第21期は、お客様のライフサイクルマネージメント(以下LCM)を考えた活動強化を行ってまいりました。弊社主力製品のSystem Answer G3においては、お客様の通信経路・品質を可視化し、お客様目線でネットワーク品質の見える化が出来る CXオプションをリリースするなど、商品開発の強化。サービスの強化としては、ランサムウェア対策などお客様が急な障害でお困りの場合を考慮して「IT障害119レスキュー」サービスをリリース。元来行っていたコンサルティング、監視運用、セキュリティ対策などに加え、インテグレーション事業を新たな柱に据えるなど精力的にお客様のLCM重視に取り組んだ1年でした。
また、お客様に弊社の事業を分かり易く紹介したいという思いから「デジマケ女子部」を新設し、ESGやSDGsの取り組みなども発信してまいりました。
その結果、第21期は、お陰様で増収増益増配が出来るようになりました。

本年は、昨年同様、デジタルマーケティングを駆使しながら、System Answer G3 の機能拡充、次世代 MSP サービス「SAMS」の推進、様々な業界で起きているセキュリティ事故やランサムウェアの脅威など世の中の IT 環境に適応していくため、セキュリティ事業の更なる拡充も行っていく所存です。

電気自動車やドローン、ロボットなど IoT デバイスの普及に伴い、IoT セキュリティの重要性が高まる中、世界のIoTデバイスの数は2024年には400億台に達するとも予想されております。このような状況下で、IoTセキュリティに関する国内特許および米国特許を取得した「kusabi」も活躍のチャンスが到来する可能性もあるかと存じます。

まだまだ成長過程にありますが、本年も事業推進をおこない、ステークホルダーの皆様のご期待に沿えるよう、一層の企業価値向上を図ってまいる所存でございます。

最後になりましたが、皆様の益々のご発展とご健勝を祈念いたしまして、新春のご挨拶とさせていただきます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

アイビーシー株式会社
代表取締役社長 加藤 裕之