【東京音楽大学様導入事例】トラブル原因の可視化とシステム最適化の第一歩を実現


東京音楽大学様の導入事例を公開いたしました。

「トラブル原因の可視化とシステム最適化の第一歩を実現 ~ 新型コロナによる授業方式の多様化に応え、適切な投資をおこなうために ~」

導入内容

 開始:2021年4月
 用途:池袋・中目黒 両キャンパスの基幹スイッチ、Wi-Fi 設備の監視、データセンター
 規模・対象:5,000項目

導入背景

2019 年 4 月、中目黒・代官山キャンパスが新たに開校して 2 キャンパス制になり、管理すべき機器台数が増加したため、NTT東日本から「システム全体を一元的に監視・管理できるツールを導入してはどうか」と提案を受けた。System Answer G3 が候補に挙がったが、当時はシステムトラブルもなく監視ツールの必要性を感じられなかったため、導入は見送りとなった。

しかし 2020 年 5 月、新型コロナウイルス対策のためにリモート授業を開始したことで、システムの状況が一変した。 YouTube に講義動画をアップロードしたり、Zoom で授業をおこなうようになったため、通信量が一気に上昇した。また、同年 6 月からは学生への対面レッスンを再開したことで「登校して 1 時間目にレッスンを受け、2 時間目の Zoom 授業は学内の空き教室から参加する」というような状況が発生するようになった。学生が 1 つの教室に密集することを禁止していたため、これまであまり使用されていなかった教室や廊下、休憩室などの無線 LAN アクセスポイントが使用されるようになり、Wi-Fi が繋がりにくい箇所の改善依頼が頻繁に寄せられるようになった。

通信量の増加に伴い学内ネットワークが断続的に不安定になるという問題も発生していたが、解決しようにも原因として思い当たる箇所が多く絞りきれなかった。この通信不安定の原因となっている箇所を突き止めるため、再度 System Answer G3 を検討することにした。
東京音楽大学様について

東京音楽大学は、鈴木米次郎により1907 年に創設された東洋音楽学校を前身とする、日本で最も古い歴史を持つ私立音楽大学。「音楽をとおして社会に貢献する」という理念に基づき、西洋音楽に関する学問の探求と高度な音楽技量の習得を通じて、教養豊かな音楽家および音楽教育者を育成する。国内外の著名なコンクールやオーディションなどの入賞者、入選者を例年多数輩出し、音楽界、教育界だけでなく、国内外の優良企業にも優秀な人材を送り出している。