新年のご挨拶
謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
本年も倍旧のご愛顧の程お願い申し上げます。
昨年は、新型コロナウイルスの影響により、無観客ではありましたが東京オリンピックも開催され、無事終えることができました。世の中は、テレワークが当たり前になり、ますますネットワーク環境や情報セキュリティの重要性が再認識される年になりました。IBC グループは、このようなコロナ禍の環境でも増収増益で第 19 期を終えることができました。これもひとえに、ユーザー様、パートナー様、ステークホルダーの皆様のご支援の賜物と深く感謝申し上げます。
第 20 期に入り、弊社のミッションを新たに制定し、お客様の「IT 障害をゼロにする」を社員共通の合言葉にスタートを切りました。デジタルトランスフォーメーション(DX)強化に向けて、よりお客様に寄り添えるように、今期は営業・サポート体制を整備いたしました。また、IoT セキュリティの国内特許および米国特許を取得した「kusabi」を活用した、パートナー様による新サービスの提供開始を 2021 年 11 月末に発表しました。今後も、IoT セキュリティマーケットに先駆けた楽しみな展開が期待できると確信しております。さらに、次世代 MSP サービス「SAMS」も多くの企業様に好評を得ており、働き方改革の一翼を担ってきております。
主力製品の IT システム性能監視・情報管理ツール「System Answer G3」は、1,000 社以上の導入実績を元に、AWS、Azure、OCI などのクラウドサービスおよびオンプレミス環境の可視化に加えて、昨年はキャパシティ予知機能をリリースするなど、お客様のご要望にお応えする各種機能の拡充に取り組みました。その結果、過去データから将来を予測することが可能となり、お客様の IT システム安定稼働により貢献できる製品になってまいりました。
世の中の IT 環境に適応していくために、セキュリティ事業の拡充、子会社サンデーアーツによるブロックチェーン、AI、RPA テクノロジーへの取り組み、持分法適用会社 NSD 先端技術研究所による AI の研究開発など、次世代・将来への取り組みをさらに進めております。
まだまだ成長過程にありますが、本年もさらなる事業推進をおこない、ステークホルダーの皆様のご期待に沿えるよう、一層の企業価値向上を図ってまいる所存でございます。
最後になりましたが、皆様の益々のご発展とご健勝を祈念いたしまして、新春のご挨拶とさせていただきます。本年もよろしくお願い申し上げます。
アイビーシー株式会社
代表取締役社長 加藤 裕之