アイビーシー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:加藤 裕之、以下 IBC)は、2025年6月に発表した新製品「ITOGUCHI(イトグチ)」を、2025年10月24日より正式に提供開始いたします。

「ITOGUCHI」は、マルチクラウド・マルチベンダー環境に対応したインフラ構成管理ツールで、複雑化するITインフラの構成情報を自動で検知・描画し、常に最新の状態を維持することで、構成管理の効率化と障害対応の迅速化を実現します。

IBCはこれまで、「IT障害をゼロにする」ために必要な製品・サービスを提供してきましたが、「マルチクラウド」「マルチベンダーインフラ」の時代、運用課題を解決する糸口となるべく新たな製品として「ITOGUCHI」を開発いたしました。

<ITインフラの運用現場でよくある声>
クラウドサービスの多様化、インフラ構成の複雑化、属人化した運用により、ITインフラの現場では、次のような声が日常的に聞かれます。

「クラウドが複雑で、どのシステムがどこに何があるのか把握できない」
「構成図が統一されておらず、トラブル時の影響範囲確認に時間がかかる」
「構成図の作成・更新が手作業で、限界を感じている」
「障害が発生しても、どこで起きているのか分かりにくい」
「この構成図、いつのもの?最新の資料はどこ?」

こうした現場の混乱や非効率は、ITインフラ運用における根深い課題です。
「ITOGUCHI」は、これらの声に真正面から向き合い、構成情報の自動検知・自動描画・常時最新化を実現します。障害発生時には、影響範囲の即時把握と原因特定を支援し、運用の属人化を防ぎます。

<ITOGUCHIの主な効果と機能>
■インフラ全体像を一目で把握 ~構成情報の自動「見える化」と常時最新情報の維持~
マルチクラウド・マルチベンダー環境の複雑なインフラ構成を自動で検知し、接続構成まで詳細に描画します。常に最新の状態に保ち、構成情報の世代管理も行うことができます。
また、ノードの描写を手動で行う場合でも、GUI(グラフィカルユーザーインターフェース:画面上の操作ツール)によって簡単に操作でき、整列や編集などの操作にも対応しています。
クラウドアカウント連携やセンサーで情報取得し、「自動」でインフラ全体のMAPを生成し描画します。
■障害発生時の混乱をなくす ~原因特定と影響範囲の即時把握~
障害発生時「どこで何が起きているか分からない」という状況でも、「ITOGUCHI」では過去の対応履歴や、最新の構成図からトラブルシューティングが可能です。障害対応を属人化することなく、誰でも初動対応から原因調査まで迅速に実施することができます。
障害発生時には、関連するセグメントやサービスを一目で把握。
「ITOGUCHI」上で対応状況や影響範囲を可視化でき、必要なファイルの添付も含めて一元管理が可能の為、障害発生時の混乱をなくします。
■煩雑な構成管理からの解放 ~最適な運用計画とコスト削減~
常に最新の構成情報を基に、設備更新や投資の最適なタイミングをお知らせします。必要な時に最新の構成図や資産一覧を出力でき、無駄なコストを削減してシステムの安定運用を支援いたします。
「ITOGUCHI」で可視化した資産は一覧で管理可能。
機種・モデルはもちろん、導入日やコストを登録でき、設備更新時期の漏れをなくす為、煩雑な構成管理から解放されます。
<提供情報>
提供開始日:2025年10月24日
提供価格:月額50,000円(税抜)から
提供形態:SaaS(クラウドサービス)
製品URL:https://system-answer.com/itoguchi/


<本件に関するお問い合わせ>
■アイビーシー株式会社
電話 :03-5117-2780
E-mail:info@ibc21.co.jp
製品URL:https://system-answer.com/itoguchi/
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