第85回:Web 会議利用に制限をかける? 本当にその対応であっている? ~ アフターコロナを見据えて ~


2020 年から猛威を振るい続ける新型コロナウイルス。ワクチン接種も進んでいますが、一日も早い終息を願う今日この頃です。私はスポーツ観戦が好きなので、画面越しではなく、試合会場で観戦できる日を心待ちにしています。

さて、今回のコラムでは With コロナで急増した Web 会議 のための、最適なネットワーク環境を整備していく際のポイントについてご紹介させていただきます。アフターコロナでも、新しい働き方のスタイルとして在宅勤務やリモートワークが定着していく可能性が高まるなか、Web 会議ツールは今後も重要なコミュニケーション手段として活用され続けることでしょう。

ところが、

「朝10時になると、一斉に Web 会議を始めるため急に重くなる」

緊急事態宣言以降、ネットワークの負荷状況に関するお悩みを伺うことが増えました。ネットワークが重いと、気分も重くなってしまいますよね・・・。

「通信が遅くならないように、利用者数の制限をかけている」

このような対応をとっている企業もあるようです。

より快適な Web 会議ツールを採用するか・・・。業務に制限をかけるか・・・。

どちらか一方を選択するしかない、という声をお聞きすることもありますが、業務に制限をかけることなく、全社員が快適に Web 会議を実施できる環境を整備することが最適なゴールではないでしょうか?